FCA は音楽を作る人たちの集まりです。 ここには作曲家・作詩家・編曲家・訳詩家などが属していて、ジャンルも歌謡曲・演歌からクラシック・現代音楽や童謡に至るまで様々です。
 いま、われわれ音楽作家をとりまく環境はたいへん厳しいものになって来ています。特に著作権に関しては逆風が吹いてきました。 デジタル化、ネットワーク化の進むなかでコンテンツの流通の促進が叫ばれ、そのためには創作者の権利を制限しようという流れがあります。また、私的録音録画補償金の制度も、実体からかけ離れてしまっているにもかかわらず、改革の合意が得られず、消滅の危機に瀕しています。
 このように芸術・文化の振興よりも経済の発展を優先させよう、という傾向に対抗して、私たちは『Culture First〜はじめに文化ありき〜』というムーブメントを押し進めることになりました。 文化の振興こそが真の知財立国の実現につながる、というのがその趣旨です。 この運動はFCA を含む80以上の団体が賛同して始められました。
 FCA もこの中で、優れた作品・創作物があって初めてコンテンツの振興もある、という意見をしっかり主張して行きたいと考えます。このFCA のホームページが文字どおりその拠点となって、その主張や情報の発信源となることを大いに期待したいと思います。

理事長挨拶

 理事長に就任いたしました小六禮次郎です。
 私達の団体は、我が国の音楽を創っているほとんどの創作者の集まりです。 聴く方々にとって音楽は多種多様であることが望ましく、私たち作り手もそれに応えるべく、それぞれの立場で互いの音楽を尊重しながら創作に携わって行かなければならないと思います。創作者の立場は商業的なものから純音楽に至るまでいろいろありますが、どの音楽も聞いて下さる方々にとってはかけがえのないすばらしい作品であると思います。そしてそのような観点からも私たち創作者は連帯し手を携えあって、デジタル時代の音楽著作物の扱われ方について模索し、そして守るべき文化、伝統も考慮しつつ、よき作品創りができる環境を確保しなければなりません。
 私たちFCAは音楽著作権を守り、音楽作品の使用者の方々と連携しながら音楽文化の発展の為頑張って参りたいと思います。ご指導ご支援のほどよろしくお願い致します。